概要
CPFインタビューの目的:
顧客が満足していない空白の部分、困っている部分を見つける
CPFインタビューの観点:
- 製品リスク:その課題は本当に存在するか?
- 顧客リスク:誰が困っているのか?
- 市場リスク:競合(既存の代替品)は何なのか?
CPFインタビューの進め方:
- 1つのペルソナにつき、5名以上インタビューする
- インタビューによって以下の項目を完了させる
- 実在する課題の特定
- アーリーアダプターのセグメントの特定
- 代替品とその問題点
- インタビュー結果を踏まえて、ピボット(方向転換)を検討する
CPFインタビューの流れ:
- 自己紹介
- 活動紹介
- ラポール(信頼関係)の形成
- 文脈の解釈
- 感情の探求
- 質問
- お礼とまとめ
##インタビューシナリオ
自己紹介:
- ●●と申します。NTTに勤めているんですが、趣味でサービス開発をしています。
活動紹介:
- 最近登山にはまりまして、年明けから10回ほど低山を中心に登っています。
- Yamap愛用者です。これがなかったら、いつもこれで計画を立てたり、ログを残したりしています。
- 登山中に使えるITサービスに興味がありまして、みなさんの身近な課題を集めています。
ラポール(信頼関係)の形成:
- 〇〇さんは、登山歴どれくらいですか?
- 年間何回ぐらい行かれるんですか?
- 一人でいかれることもあります?
- お気に入りの山はどこですか?
質問①:「登山+α」を考えさせる
- 登山をするとき、「登山そのもの」以外に楽しみにしていることはありますか?
- 下山後に「登山の余韻」を楽しむことはありますか?
- 山で過ごす時間を、より充実させるために工夫していることはありますか?
- (文脈の解釈)具体的にはどんなことをしているんですか?
- (ラポール)それはいいですね。楽しそうですね。
- (文脈の解釈)それを始めたきっかけは何ですか?
- (文脈の解釈)どういうところが気にいっていますか?
- (感情の探求)それをしている時、どういう気持ちになりますか?
- (感情の探求)もっとこうだったらいいのにと思うことはありますか?
- (文脈の解釈)具体的にはどんなことをしているんですか?
質問②:代替品の満足度を探る
- 登山中、鳥の声や自然の音に興味を持ったことはありますか?
- それらを知るために何か使ったことがありますか?(例: バードリスニングアプリ、ガイドブック)
- それらのツールを使った時に、何か物足りなさを感じたことはありますか?
- 実はこういうツールがあるんです(簡単なデモ)
- 使ってみたいと思いますか?
- どんなところがいいと思いましたか?
- どこが課題だと思いますか?
- 使ってみたいと思いますか?
お礼とまとめ
今日はありがとうございました!すごく参考になりました。実際の登山の楽しみ方がわかって、すごく面白かったです!